夜間は昼間より照度を落としても瞳孔が開くので視力は十分に確保されます。
猫の目は昼間と夜間では瞳孔の大きさが異なるのをよく見かけますね。
住宅の照度は300ルックス、美容室、店舗は500ルックス、学校やオフィスは700ルックスが標準的です。
微細な作業する場所では1,200~1,500ルックが必要と言われています。
夜にドラッグストアに入ると一瞬、眩しいと感じるのは、瞳孔の開いた状態で明るい店内入るからです。
ところで、どこのドラッグストアでも昼夜、明るすぎるとは思いませんか。
高齢者には2倍の明るさが必要と言われていますから親切に明るくしているのでしょうか。
そこでドラッグストアの照度を図ってみました。
ナ、ナント、どのチェーン店でも2,000ルックスありました。
2,000ルックスもあると光は商品のパッケージに反射してとても眩しくなります。
高齢者は眩しさに弱いので見ずらいです。
照明の専門家はこれを光害といい、設計の時点で十分考慮されます。
さて、住宅の廊下やトイレは100ルックスで十分です。光害になっていませんか。
え、お父さんはトイレで新聞を読みたい。 では200ルックスで十分です。
スマホに照度計が付くといいですね。〇〇ルックスと言われてもピンとこない。